卒業生は現在(いま)

Masakuni Shida

志田 正訓
Masakuni Shida

小学校教諭
【広島市立中島小学校】

博士課程前期(学習開発基礎専修)修了
2006年3月

JOB
現在の仕事内容

私は,2004年に初等教育教員養成コースを卒業し,博士課程前期学習開発基礎専修を修了しました。その後,広島市内の小学校で教員をしています。教員としての実務には,「子どもを指導する」という観点から,日々の授業,毎日の宿題チェック,給食指導や校務分掌など,じつに多岐にわたります。

これらを総括すると,常に「壁にぶつかる」仕事といえるでしょう。子どもは一日一日,見せる顔が違います。機嫌の良い時・悪い時,一緒にいる子が突然変わる時……子どもの一日一日の変化の中で,「適切な子どもへの対応とは?」という壁に今でもぶつかります。そして,教育を取り巻く社会情勢もまた,常に変化しています。新たな学習指導要領や教科・内容の実施,自治体独自の特別なカリキュラムに伴う教科(例えば広島市の言語・数理運用科)の実施。これらの変化の中で,「良い授業とは?」「理解が難しい児童への指導は?」「一瞬で全てを理解するような児童への指導は?」といった壁に,たえずぶつかっています。

このような壁にぶつかる度に,私は職場の方を中心とした諸先輩方に教えを乞うことで,乗り越えてきました。そこで教えられたことを行い,自分ができることを増やす…その積み重ねで,今の教員としての自分がいます。そのような諸先輩方のご指導があったからこそ,今,私は広島市で教員として働くことができています。

MEMORY
学生時代の思い出

学生時代は,東雲バスケットボールクラブに所属し,いろいろな経験をさせていただきました。その経験の中で,苦楽を共にした仲間との時間は,かけがえのないものでした。何の変哲もない会話一つとっても,教員を志す自分と,理学部や工学部で勉学に励むチームメイトとでは,物事の捉え方が全く違い,そのような捉え方の違いが,私にいろいろな角度から物事を捉えることの大切さを教えてくれたように感じます。自分と違う考え方の人と関わることの楽しさを覚えたのは,大学時代の仲間との交流のおかげだったと思います。

MESSAGE
在学生へのメッセージ

いろいろな人と関わること,そして,師の教えを仰ぐことを強くお勧めします。

小学校教員には,いろいろな子どもたちと関わる能力が必要です。この能力は,自分とは違う考え方をもつ人たちと関わることで,育成されると思います。多様な学生が集う総合大学である広島大学で学ぶ強みを,存分に生かしましょう。

そして,幅広い人間性があっても,教員として知っておくべき・身に付けておくべきことが未熟では,学校という場所で通用しません。それらを修得するには,大学で師の教えを仰ぎ真摯に学ぶことが重要です。この姿勢は,教員になってからも必ず役に立ちます。

大学時代を充実させられるかどうかは,自分の行動次第です。がんばってください。

■Name: Masakuni Shida

■Profession: Elementary school teacher

■Graduated in March 2006(Master’s Degree Program,Learning Development Major)

【Current Job Description】

I graduated from the Program in Elementary School Teacher Education in 2004 and then completed the Master’s Degree Program with a Learning Development Major. After that, I become an elementary school teacher in Hiroshima city. In terms  of “teaching children,” practical jobs as a teacher are quite diverse, including daily lessons, daily homework checks, catering instruction, and  school management duties.

These jobs are not easy and always come with some difficulties. Children have different faces every day. For example, a student may be in a good mood, a bad mood, or the child’s behavior may suddenly change… I still have some difficulty when I think about how to teach the children in the right way. Further, the social situation, such as the implementation of new course guidelines, the implementation of the subjects and content, or those subjects associated with a special curriculum unique to the local government (e.g. the Language and Mathematics Department of Hiroshima City) is changing all the time. Amidst these changes, I keep on searching for answers to such questions as “What is a good lesson,” “How can I provide easy guidance for children who cannot understand a difficult thing,” and “What instruction can be understood quickly?”

Every time I have such problems, I am helped by asking my senior teachers. I do what they recommend and improve my own abilities… With that constant growth, I feel I can call myself a teacher. Without the help of my senior teachers, I don’t think I could become a teacher in Hiroshima City.

このホームページ掲載されている情報は、記事を作成した時点のものです。勤務先・役職等は変わる場合があります。
当HPの文章の無断引用・転載、画像の無断使用は禁止です。