卒業生は現在(いま)

Kosaku Kawasaki

川崎 弘作
Kosaku Kawasaki

講師
【岡山大学大学院教育学研究科】

博士課程後期(旧文化教育開発専攻)修了
2013年3月

JOB
現在の仕事内容

岡山大学に来て4年目を迎えました。現在は,自分自身の研究や理科教育学に関する講義やゼミ生への研究指導など,毎日充実した日々を過ごしています。

自身の研究では,大学3年生の時から行っている科学的思考力(科学的に考える力)の育成を中心に,理科教育学に関する様々なテーマについて研究を行っています。最近では,理科を通して子どもが学力を身につけていくだけでなく,人間的にも豊かになっていってほしいといった考えから,特に理科の授業を通した人間性の育成に興味を持って研究に取り組んでいます。この研究について実践を行った小学校で,実際に子どもたちが変わっていく様子をみることができて,このテーマに取り組んで本当によかったと嬉しさを感じました。大学教員という立場ですが,実際に子どもたちの教育に携われることにとてもやりがいを感じています。

大学では,このような研究以外にも学生への研究指導も重要な仕事になります。私の研究室では,基本的には学生自身にやりたいテーマを決めさせるため,学生たちにはいつも「その分野について私を超えてから,卒業・修了しなさい」と伝えています。学部生にはまだまだ負けませんが,院生には「この分野はもう学生の方が強いな」と思わされる瞬間があります。もちろん「負けてたまるか」という思いもありますが,この瞬間が大学教員という仕事ならではの一番の喜びだと感じています。

MEMORY
学生時代の思い出

そもそも私が教育の道を志したのは,高校時代にあと一歩届かなかった「甲子園」をもう一度,教員として,監督として教え子達と一緒に目指すためでした。このため,学部の4年間は硬式野球部に所属し,白球を追いかける日々を過ごしていました。研究との両立は大変でしたが,野球部の友人たちの存在があったからこそ,最後まで楽しく野球を続けることができました。また,博士課程に在籍していた時に,縁あって,母校の高校の野球部の監督をさせていただく機会もありました。私にとってはとても良い経験になりましたが,私の力不足で生徒たちの夢を叶えさせることができなかったことは今でも悔いが残っています。

MESSAGE
在学生へのメッセージ

「学問は,最高の遊びである。」まさにこの一言に尽きると思います。人類が誕生して一度も途切れることなく続いている遊びは学問しかありません。大学生のうちに,学問を通して,わからないことを解き明かす喜び,自分自身の成長を実感できる喜び,チームで達成する喜びを感じてほしいと思っています。そして,教員を志す皆さんには,このような経験をもとに,勉強の苦しさではなく,学問的な喜び,楽しさを子どもたちに伝えていってほしいです。皆さんの学生生活が充実した日々となるよう心から願っています。

■Name: Kosaku Kawasaki 

■Profession: Lecturer in Okayama University Graduate School of Education

■Graduated in March 2013 ((Doctoral Program)

【Current Job Description】

This is my fourth year since coming to Okayama University. Currently I spend my days doing my own research, teaching science, and conducting research guidance for seminar students.

I am conducting research on various subjects related to science education, focusing on the development of scientific thinking abilities (the ability to think scientifically), which I have been researching since my third year of college. Recently, coming from the idea that children can acquire both academic skills and humanity through science, I am interested in fostering human nature through science classes. I was happy to see how children actually changed at the elementary schools where I conducted this research and this motivated me further to work on this theme. Although I hold the position of a university faculty member, I find it is also very rewarding to be involved in the education of children.

Besides such research, research guidance to students at the university is also important work. In order to let students in my laboratory decide the theme of their research I basically tell them, “you should be ready to graduate once you have surpassed me in the field.” I cannot imagine losing to undergraduates yet, but sometimes the graduate students make me think, “these students are better than me in this field.” Of course I also feel that “I will lose with losing,” but I believe that this feeling is one of the unique pleasures of being a faculty member at a university.

このホームページ掲載されている情報は、記事を作成した時点のものです。勤務先・役職等は変わる場合があります。
当HPの文章の無断引用・転載、画像の無断使用は禁止です。