卒業生は現在(いま)

Hiroki Kato

加藤 弘輝
Hiroki Kato

教諭【私立中高一貫校】
【広島女学院中学高等学校】

博士課程前期(社会認識教育学専修)修了
2010年3月

JOB
現在の仕事内容

「世界一の日本史教員になる!」という思いを胸に2004年に社会系コースに入学し、「先輩たちのように奈良・平安時代を研究したい!」と決心して博士課程前期(社会認識教育学専修)に進学しました。そして現在、「歴史学研究の世界と教育現場を繋げられる日本史教員」をテーマに、広島女学院中学高等学校で働いています。

今年度は中1の担任をしていますが、高3の授業も担当しています。5つも学年が違うと、授業のスタイルや目標、言葉掛けの仕方は異なります。しかし教材研究を入念にすることには違いはありません。どうすれば「歴史が面白い」と感じてくれるか、どうすれば思考力や表現力が高まるか、日々考えながら授業をしています。

また本校は文科省からスーパーグローバルハイスクールに指定されており、私はその諸活動を推進していく分掌に所属しています。生徒の「こんなことを学びたい!こんな活動をしてみたい!」を形にして、様々な研修プログラムを立ち上げていったここ数年の状況です。例えば「平和公園以外にも、戦争・平和を世界にアピールできる広島の場所があるはずだ!そこを調べて、海外から訪れた人に英語で紹介したい!」という思いを、数人の生徒が僕にぶつけてきました。その熱い思いに動かされ、他にも同志を集め、2017年4月に広島・呉地域の戦争と平和に関するスポットを、広島大学大学院国際協力研究科に留学中の20数名と巡り、英語で案内しました。これからも生徒の「学びたい、力を伸ばしたい」を全力で支えていきたいと思っています。

MEMORY
学生時代の思い出

アルバイトにボランティア、サークル、E-Campなど何でも挑戦したので、本当にかけがえのない時間となりました。生まれ変われるなら学生時代に戻りたいくらいです。他コースの友達・先輩・後輩もたくさんできましたし、特に社会系コースの仲間は一生ものの友達です。

もちろん勉強もしていましたよ!既に1年生のうちから、古代史の先生の研究室で行われていた読書会に自主的に参加していました。手始めに教育学部や文学部の先輩達と『日本の古代国家』という名著を輪読したのですが、難しくてわけが分かりませんでした。しかし容易なものを獲得するのが大学ではなく、時間をかけて緻密に学んでいくのが「大学での学び」であることに気付かされました。

MESSAGE
在学生へのメッセージ

大学に「敷かれたレール」はありませんので、「自分自身のレールを自分で敷いていける」人になり、自分の脚で力強く進んで下さい!そのための修行方法の一つが読書だと思います。誰かに教わった知識や、真贋疑わしいネットの情報ではなく、新書や学術文庫、古典などをたくさん読んで、“自前の社会認識”を作っていって下さい。自ら学んで獲得した知識や判断力によって、レールは敷いていけるはずです。

また「学歴の高さ=どこの学校に入学したか」がもてはやされる風潮がありますが、本来は「学歴の長さ=何をどのように自ら学び続けたか」が注目されるべきだと考えます。是非とも長く学ばれ、夢を実現させてくださいね。広大生に幸あれ!

■Name: Hiroki Kato

■Profession: Private Junior high school and high school teacher

■Graduated in March 2010(Master’s Program,Social Studies Education Major)

 

【Current Job Description】

I entered the Program in Social Studies Education with the thought of “I will become the world’s best Japanese history teacher!” in 2004. Later, I decided to “study the Nara · Heian period like my seniors,” so I continued my studies in the Master’s Program for the Social Studies Education Major. Currently, I am working at the Hiroshima girls’ junior high school and high school with the theme of a “Japanese history teacher who can connect the world of historical research and the classroom.”

This year I am in charge of a first year middle school class and a third year high school class. Because the grade levels are so different, the style and goals of my lessons and the way I teach them are different. However, there is no difference in my research for refining my teaching materials. “How can my students feel that ‘history is interesting’?”;“How do I improve their thinking and expressive ability?” I think about these things while I am teaching.

In addition, our school has been designated as a Super Global High School by the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology. I belong to the division which promotes the various activities in our school. In the past few years, we have started to set up various training programs because the students want to learn more and experience more. For example, some students told me that, “In addition to the peace park, there are other places in Hiroshima where we can appeal to the world for war/peace! I would like to discuss this idea in English with the people who come from abroad! ” I was moved by their enthusiasm and gathered other like-minded students. We went to the Kure area in Hiroshima with 20 foreign students who are studying at the Graduate School for International Development and Cooperation in Hiroshima University and guided them around the war and peace spots. I would like to try my best to help my students achieve what they want to learn and improve upon.

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